アルコール依存症の迷惑

会社で倒れて、出来るだけ長く置いて(断酒)して下さい と、頼んだ。

離脱症状は1週間以内で起こるから、危険がある様なら拘束する事に許可した。

それもなく、

久しぶりに清々しい気分だ ったそう。

 

丁寧に説明してくださった医師と、ワーカーさんには感謝。

残念ながら2週間で退院。

今時の医療の実態。長くは置いてくれないよね。

その翌日、酔ってグダグダのラインが来た。

清々しさは余計に酒を美味しくした様だ。

「早く離婚して」

ハイハイ喜んで。

そして1ヶ月無断欠勤。

未明にQQ隊員から電話。

今からすぐ来い。

行きませんと告げると呆れられた。

翌日病院手続きがいるだろうと車に乗り込んだ。その前に病院に電話したら、もう帰ったと。 疲れた。

 

その翌週、またQQ車。

行きませんと告げると 医師が電話で説明してくれた。(サービスいいなー)

QQ車をこんな事で使われるのは困る。

こんな電話受けるの嫌なら離婚したらいい。

と、ビミョーな立場で話してくれた。

歩かなかったらしいから 入院セットとハンコ持って病院に行った。

コロナ禍で面会謝絶なのが何よりよかった。

 

家は嘔吐と下痢の跡で大変だった。

義父のヘルパーさんが別途料金でその処理をしてくれていた。

 

食べていなかったのだろう。

義父は自分の息子がふらふらでも、自分のことしか考えない。自分でやれ。倒れたら自分が面倒を見れないからQQ車を呼べ。

入院しててくれて方が自分は楽。

 

そんな時代の人にも程がある。

ある意味、夫は可哀想に思えた。

 

今のうちに実家の掃除!

酒瓶の山。見えなくなって、元の生活に戻って欲しいと思い全部処分した。

900本を超えるウイスキーのビンと90ℓのビニール袋いっぱいのペットボトルが7袋。 

流石に疲れた。

 

 

生活費どうしよう からのQQ搬送

単発の仕事が貰えた。

いつも貰えるわけじゃない。

社会復帰にしては長い時間だけど、

期間限定だからなんとかなるだろう。

 

しんどかったー  ー  ー  

家の中は凄まじく散らかり、子供に食べさせるので精一杯。片付けは休日のみ。

 

長く通った病院から薬をちゃんと飲まないと言う理由でクビ。クリニックへ移った。

「何かあったらいつでも連絡してね。」

ホントにそうする事はないと思うけど、その言葉に救われた。涙が止まらなかった。

 

短期の仕事も終わり、これからの心配をしている時、あっちの会社から電話。夫が倒れた。

生命保険いくらだっけ?

就職からの失業 国保の負担 もうお金ない

ホテルのメイキング•••

黙々仕事でよかったのに、

朝の書類管理で雇い主から一方的なお説教。

完全個室の1対1

年下の同職も一方的な思い込みで、文句を言ってくる。

完全個室の1対1

『思い込み』って自分の都合の良い様に捉える防御策だよね。

でも、小さな事で、いつまでも同じ思い込みをぐちぐち言ってくる。

でもなんとか上手く合わせ様と耐えた。

もちろん、耐えれば耐えるほど家の中が散らかった。 

ぐちぐちも少し和らいだ頃、

コロナ!

結局ホテルは廃業となり、また失業。

雇用保険の月が足りないから失業手当も貰えない。

もう貯金は尽きた。自分の食費を削っても毎月の支払いはやってくる。

毎日私の食費は100〜200円。

 

シングルになれば恩恵もあるのに。

国保さえ自分で払っている。

会社の手続きをしてくれないから。

年間20万飛んでいく。

確定申告して浮いた分私に頂戴!

申告したかったら自分でやれ。

それくらいなら10万位国にくれてやる。

•••お話になりません。

長子が歯が痛かった時も扶養からの脱退証明書が必要で、その手続きに1年かかった。

 

離活にはまず仕事を探す事!

仕事探しと、ダウンとを繰り返し、

動ける時に調べたのは『公正証書

ただし、相手側に近い場所に行く必要がある。

というか、その日に出て来る保証がない。

あと1度だけ会えばそれで終わる。

頑張れ私!

 

でも、子供たちには『離婚』はやはり辛いものがあるらしく、私の進みも緩やかになる。

まず部屋を借りられる様に仕事を見つける事が先決!

それがまた、中々厳しい。

自分程度に何ができるか。

工場系は、ここから遠い。

掃除系は、朝が早く、短時間。

自分の経験から、朝は弁当作って送り出してから出かけたい。

ブラック職場の時はインフルエンザでも独りにさせてたのに。

甘いな私。

他人は怖いから黙々仕事を探した。

自分レベルに何ができるだろう。

自分レベル•••人格否定の洗脳はまだ取れない

 

ホテルのメイキングの仕事につけた!

短時間だから、他と掛け持ちの予定だ。

その方が休憩時間の人間関係も気にしなくて良いかなと。

法テラス、結局は弁護士の偉さ自慢

2週間程ダウンして、それでも

公正証書を作るべく、パソコンに向かった。

『財産分与』『年金分割』で手が止まった。

向こうは自分の給料は自分のもの。

既に1千万も払っただろうと、酔いに任せてたわけた事を言っている。

しらふの時しか話せない。

勤務中に話すしかない。

 

法テラスで無料相談を2回受けた。

「アル中には裁判しかないでしょ」

「弁護士料高いよ」

無料だとそんなものかと学んだ。

 

離婚の同意を得た

義母の死から2ヶ月後の初盆。

義兄を引きずり込み、夫と話した。

第一声、「離婚して下さい」

夫から言われた。

勿論、酔ってる。

ラッキーと、ICレコーダーを前に話を進めた。

養育費などの念書にサインをとり、

公正証書を作る事にした。

義父にも本人が望むからと、了承を得た。

その横で、ほうらおとーちゃんに言いつけだぞー 的に、ワーワー暴言を吐いていた。

義父は生活が安定するまでの資金を出してやりなさいと言ってくれた。

「金、金、金かー!」

騒いでいたけど証拠の録音していると穏やかに話せた。でも身体はずっと震えていた。

義母の死と離婚の決意

義母が亡くなった。

危篤の知らせを受け海外にいた長子でさえすぐに飛行機に乗った。

義母は独りで息を引き取った。

夫はグダグダに酔っていた。

義父はわしゃしんどい。

葬儀屋が困っていた。

「わしゃみれん」

「人の家のことに口出すな」

義母は死んでも家に入ることは出来なかった。

もう1度連れて帰りたい、3日ほど来てくれ。

点滴で命を長引かされている義母なのに、そう言う2人。

全て嫁が悪い。

義父と夫は、両家の親族に出をすることもせず、私に「お前がやれ!嫁の仕事だ!!」と。

違うでしょ!

葬式は何のため?

2人はやっと電話をかけ始めた。

夫は、「明日葬儀の後残ってくれたら ご飯出しますよ。あはは」

違うでしょ!!

葬儀の打ち合わせにも来ず、ファミレスでご飯。一応下ろした現金40万をそこに忘れてきた。

涙が止まらなかった。

お義母さん、幸せだった?

もう聞けないことが良かったのか残念だったのか。

そして決心した。

何がなんでも離婚する!!